朝起きて、窓を開けたときの暑さが少し収まってきたような気がします。
涼しい…とまでは言えないけれど、窓を開けた瞬間に『うわっ!』となるような熱気が襲ってくることはなくなりました。
まだ油断できないのかも…ですけれど。
よく考えてみる…決断はいつ?
空き家となった2階に住むことも視野に入れ、下見にも来た長男夫婦。
『さまざまな方向からよく考えてみるね』と言って帰っていきました。
夫とは、私たちから結論を急かすことはするまいと決めていました。
リリーちゃんの職場復帰、スピカくんの保育園入園も視野に入れて考えるとのことでしたので、それほど時間はかからないだろうと思っていたこともあります。
でもそれ以上に、若い夫婦の結論を最優先するためには、横から口出しをしない方がよいだろうと考えていたのです。
長かった1か月
…とは言うものの、長男夫婦の結論は私たちの今後の生活-はっきり言ってしまえば老後のビジョン-に大きな影響を与えます。
この家と土地を売って、それを資金に住環境をダウンサイジングすること、有料老人ホームに入居することを選択肢に入れてよいかどうかが変わってくるのですから。
『どうすることになりそう?』と何度聞きたくなったことか…。
考える時間がものすごく長くなることはないと思うと言われてはいましたけれど、それがどのくらいの機関なのか。
私たちにとっても落ち着かない日々でした。
そして下見に来てから1か月ほど経った、ゴールデンウィーク前のある夜。
長男夫婦から電話がありました。
2階に住むという気持ちを固めたとのことでした。
私たちにとっても、ひとつの覚悟を決めた日となりました。
そこからは早かった
同居を決めてからの長男夫婦の動きはとても早かったです。
夫から図面を受け取り、どこをリフォームするかを考えて、いくつかのショールームを回り、複数のリフォーム会社から相見積もりを取って…。
スピカくんも連れて、精力的に動き回ったようでした。
浴室、トイレ、洗面所は全て交換、壁紙は全て張り替え、そして和室を洋室にするというのが今回のリフォームの大筋。
9月までには入居したいということで、キッチンは入居後に検討することとなりました。
結婚して2年の若い夫婦にとっては大きな出費だと思います。
でも自分たちで家を購入することを考えれば、破格に経費節約になるとは思っています。
今の私の気持ち
まさかまた長男がこの家に戻ってくるとは思っていませんでした。
それも、かわいいお嫁ちゃんと孫くんと一緒に!
そのことはとても嬉しいです。
でもその反面、正直なところ不安もあります。
長男夫婦との距離感をどう保つか、まだ手探り状態なところがありますので。
リリーちゃんがとても素直で長男のことも大切にしてくれて、私たちにとっても申し分ない子であるだけに、嫌な思いはさせたくないという気持ちがとても強いのです。
この家で義両親と暮らしてきた立場として、やはり我慢したことや息苦しかったことがなかったとは言えません。
義両親もずかずかと立ち入ってくる人たちではありませんでしたし、息子夫婦の生活に口出しをすることはありませんでした。
それでも…だったのです。
同じ思いをリリーちゃんにさせたくないな…と思います。
どうすればよいのか、毎日考えます。
まずは余計な手出し口出しをしないことが一番ですよね。
最も危険なのは、私が出しゃばりすぎることだと自覚しています。
求められたことだけを手助けするというスタンスを守っていきたいと思います。
この家で一緒に住んでよかったと思ってもらえるように、私も努力していこうと。
そのためには、私たち夫婦の暮らしと生活リズムを今以上に大切にしていくことが必要ですね。
自分たちの楽しみをしっかり持っていくこと。
思いがけない展開となりましたけれど、新しい暮らしが始まります。
できればお互いにあまり堅苦しく考えずに、自然に歩み寄っていければ嬉しいな~。
いつもありがとうございます
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⬇️ 自分が義母の立場で同居することになるなんて、本当に考えもしませんでした。
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