木漏れ日の散歩道

子育て卒業。日々の暮らしのあれこれと思うこと

家族とのほどよい距離を探して-息子たちへの思い

気持ちのよい晴天!とまではいきませんでしたけれど、青空ものぞくお天気となりました。
桜も、満開の状態を長く保ってくれていますね🌸

今日は、息子たちも通った近所の小学校の入学式だったようです。
大きすぎるランドセルを背負った、黄色いひよこのような子どもたちをたくさん見かけました。

 

にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へ
にほんブログ村

 

 

先日、両親との関わり方についての記事を書きました。
息子たちとの関わり方にも、いろいろと思うところあり…なのです。

それぞれの息子との関わり方が変わった

幼い頃から長男はとてもおしゃべりで、中学生くらいになっても私の周りを衛星のようにウロウロしながら、ああだこうだと話している子でした。
自室にいるよりも、みんながいるスペースが好きな子でもありました。

それに対して次男は自分のこともあまりしゃべらないタイプ。
ほとんど自室にいて、時々フラっと出てきては、ちょっとおもしろいことを話していく子でした。
夫に似たのかな~と思っていました。

次男が大学生になり、長男が研究室に所属して過酷なまでに忙しくなった頃から、2人との関わり方が変わってきたように思います。
次男とは時々一緒に食事に行くようになりました。
長男も誘いたくても、実験などが忙しすぎて、親と外出するなんてとても無理!という生活。
家にいる時間も極端に短くて、疲れた顔ばかりを見るような暮らしになっていました。

長男がどんどん自立していると感じたのもこの頃です。
就職後の初任地は関西でした。
その間、コロナ禍で全く会えない時期も長かった間に、家事のやり方などもすっかり自分流が完成していて…。
お料理のレシピも、私と異なるものが多くなっています。

次男は実家暮らしが長く、家事も私のやり方をずっと見てきたせいか、ひとり暮らしで自炊をしていても、私のレシピを使いたがります。

以前とは距離感が逆転したな~と感じています。

長男夫婦との距離感

勤務地が関西から東京に移っても、ひとり暮らしを続けた長男。
そのまま結婚しました。

ですから、大人になった長男と一緒に外食をしたのは、数えるほどしかないと思います。
少し時間ができたら、あちこちのおいしいお店に連れていってあげたいね~と夫と話していたのですけれど、結婚して、子どもも生まれると、なかなかそうはいきませんよね。

二世帯住宅で暮らす長男夫婦とは、今もなおちょうどよい距離を計りかねています。
気軽に顔を出すことがよいのか、それとも、静かに見守るほうがよいのか…。

義両親と暮らした私…。
自分が嫌だったことは決してしないように!と肝に銘じています。
ですから、お互いに突然リビングのドアをノックするような訪問の仕方はしないことに決めました。
別々に暮らしているように、まずはLINEで連絡してから…です。

でもやっぱり、感じ方は人それぞれですよね。
Sちゃんにしてみると、自転車を出す時に私たちが気づいて顔を出すことも、どうやら負担に感じることがあるようです。
普段座っている椅子から、ガレージでの自転車の出し入れが見えてしまい、ついつい…だったのですけれど。

先日、言葉を選び選び、涙しながら話してくれて、申し訳なかった…と反省したりしました。
余計な気を遣わせないためにはどうしたらよいのか、試行錯誤の日々です。

孫くんの成長と家族の時間

スピカくんが保育園に通い始めて、家族として過ごす時間の大切さをより実感することになっていると思います。
私たちも成長を見守りたい気持ちはあるけれど、関わりすぎることで親子の時間を邪魔してしまわないように…。

でも、忙しい時間の流れの中で、大人の慌ただしさのしわ寄せがスピカくんに来ることのないようにできたらよいな~。
こちらから手出し口出しできることではないけれど。

そっと寄り添う方法を考えています。

お嫁さんのご両親とのバランス

Sちゃんのご両親との兼ね合いも気になるところ。
私たちは玄関から全て別とはいえ、同じ建物で暮らしています。
それに対して、Sちゃんのご両親は車で小一時間のところにあります。

長男夫婦がこの家に引っ越してくるまでは、ご実家のお母さまが時々遊びにいらしていたようなのですよね。
ご実家まで30分ほどだったようですので。
手伝いがてら、遊びがてら、おしゃべりしがてら…という、仲よし母娘の暮らしがあったのだと思います。

距離が遠くなった上に、私たちが1階にいることで、Sちゃんが自分の実家との時間を持ちにくくなるのではないかと懸念していました。
いつでも来ていただいてほしい、私たちへのご挨拶はお気遣いなく…と、何度も伝えてはいます。
本当に言葉どおりに受け取ってくれたらよいなぁ。

Sちゃんが復職し、スピカくんが保育園に通い始めたことで、平日に会うことが難しくなりました。
Sちゃんの気持ちを尊重しつつ、無理のない距離感を見つけていけたら…。

次男と彼女さんとの距離感

次男はもともと人との距離感をつかむのが上手だと思います。
ですから、親の私たちとも、付かず離れずの程よい付き合い方をしてくれています。

特に私の様子をよく見ていて、ちょっと元気づけようかな~と思うと、声をかけてくれる感じはとても心地よいです。

彼女のTちゃんも、私たちを慕ってくれて、たまに食事に行ったり、LINEでおしゃべりしたり…という関係。
これがもし結婚ということになったら、どうなっていくのかな~。
《家族》ではないから、うまくいっているということも、あるかもしれませんよね。

《離れる》ことも愛の形?

家族とはいえ、物理的に密着する必要はないのだろうな…と感じています。
負担にならない形でつながりを感じられる方法を模索するのが、大切なのではないかと思うのです。
いっそのこと、《離れていても心は近くにある》と考えるのも一つの答えなのかもしれない…とも思います。

家族との距離感は、一度決めたら終わりではなく、関係性やライフスタイルの変化に応じて柔軟に調整していくものなのでしょう。
迷いながら、でも大切に思う気持ちは変わらずに、お互いにとって心地よい関係を築いていけたら…。
そんなことを考えながら、今日も家族のことを思っています。

 

 

いつもありがとうございます
皆さまの応援が更新の励みとなります
⬇️ 家族って、下手をすると他人より遠い存在になってしまう気がするのです。
 ポチッとクリックをお願いします。

にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へ
にほんブログ村 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 暮らしを楽しむへ
にほんブログ村 

 木漏れ日の散歩道 - にほんブログ村