木漏れ日の散歩道

子育て卒業。日々の暮らしのあれこれと思うこと

いくつになっても親は親

東京は、今季初の熱帯夜だったそうです。
え、初めてなの?と驚きました。
これまで数日あった、夜通しエアコンをかけるほど暑かった夜は、熱帯夜ではなかったのか…と、そちらのほうにびっくりです。

そして、朝からとても蒸し暑い…梅雨前線が戻ってきた影響もあるのかしら?

そんな今日は、夫も長男もSちゃんもリモートワークで在宅。
専業主婦の私も、もちろん在宅。
一番小さいスピカくんだけが、元気に保育園へ行きました。

 

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午前中、久しぶりに母に電話をかけました。
耳のとても遠い母と話をするには、私はかなり大きな声を出さなくてはなりません。
高めの声で、張り気味に。
それが、ここしばらく呼吸器系の調子がいまひとつな私には、正直なところちょっとしんどくて…。
そんなわけで、1週間ほど電話をしていませんでした。

とはいえ、やっぱり気になるのですよね~。
この暑さの中、高齢の両親が元気にしているかどうか。
前回実家を訪ねたのは5月の最終日でしたので、もうすぐ1か月になります。
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⬆️ うわっ、この時は寒いくらいだったようです。
 1か月足らずでこの気候の変化…信じられない…。

本当は、できれば月に2回は顔を見に行きたいと思っています。
でも今月は、自分の体調やちょこちょことした用事が重なって、そして両親の通院などもあったりして…。
お互いの都合がなかなか合いませんでした。

そろそろ顔を出しておきたいな~。
今日の電話は、その打診もありました。

『今週の金曜日あたりはどうかな?』と母に聞いてみたところ、返ってきたのはこんな言葉でした。

こんなに暑いときに来てくれることはないわよ。
今は2人とも元気だし、毎日の暮らしも、
ボチボチだけれどちゃんと回っているから。
暑い中往復してもらって、カモミールが体調を崩したら、
そっちのほうが嫌だわ~。

思わず笑ってしまいました。
だって、89歳の母に気遣われる60歳の私ですよ。
立場、逆でしょう?って思いますよね?

でもまぁ、こういうところが母なのです。
母の方があちこちに身体の不調があるのに、私がいくつになっても、娘の身体を一番に心配してくれる…。
言葉の端々に、私への気遣いがにじんでいました。

相変わらず、しっかりしているわね~と、感心しきりですわ🎵

それにしても、最近の母は、ここ2~3年で一番元気そうに感じます。
昨年、自宅での暮らしがしんどいとホームに入居し、その後やっぱり帰りたいと退去してまた自宅に戻った母。

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それからというもの、《自力で(父と2人で)暮らす》ということが、母にとっての生きがいになっているようにも思えます。
気力も戻ってきて、日々を前向きに暮らしている様子に、ほっとするやら感心するやら…。

結局、今回は無理に会いに行くのはやめて、来月あらためて相談することにしました。
『何かあったらすぐ連絡してね!必ずよ!』と伝えたら、『もちろんよ』と、あっさりとした返事。
電話を切ったあと、少しホッとした自分にも気づきました。

娘として、できるだけのことはしてあげたい。
顔も見に行きたい。
その思いはいつもあります。
でも、母の《元気よ》《大丈夫よ》の言葉に背中を押されるように、今はちょっと自分の身体もいたわろうと思った今日の午前でした。

やっぱり、いくつになっても、母は母。
そして私は、いくつになっても、母の娘です。

 

 

 

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