今日は79回目の終戦記念日です。
戦争を知る人は年々少なくなりました。
私の両親は子ども時代に終戦を迎えましたけれど、特に父は戦中・戦後のことをあまり語りがりませんでした。
それほど辛いことばかりだったということなのでしょう。
最近になって、少しずつ話してくれるようになりましたけれど、子どもだったということもあり、よくわからなかったことも多いと言います。
私はと言えば、息子たちにきちんと戦争の歴史を伝えてきたとは言えません。
次男は日本史を学ぶ人ですので、私よりよほどしっかりと歴史の知識を備えています。
これから先は、そのような人たちの力と責任がますます重くなるのだろうと思います。
大人は、あの過ちを忘れない、二度と繰り返さないということを、改めて固く誓いつつ、若い世代に伝え続ける責任があります。
たとえ直接経験していなくても、できる範囲で学び考え、次の代に語り続けなくては。
そして、戦争のない日本で暮らせること、命を大切にできることに感謝しなくてはいけません。
これだけの悲惨な歴史がありながら、世界のあちこちで戦火が広がっています。
愚かしいこと。
本当の平和な世界を実現したいという気持ちを、誰しもが持ち続けられる世の中になりますように。
今日はお昼前に帰省（電車で45分の近距離からですけれど）してきた次男と一緒に、正午に黙祷を捧げました。
大切な孫のスピカくんが戦争に行かなくてはならないような世の中になりませんように。
全ての人が天命を全うすることのできる世界になりますように。
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