今朝はぐっと冷え込みました。
6時半頃のウォーキング、歩き始めは袖の中に手を隠しながらスタート。
冷たい風も強くて、顔が痛いと感じるほどでした。
半袖でも過ごせると思った一昨日が嘘のようです。
手続きを頼り切る母
先日来、母から何度か電話がかかってきていました。
介護保険割合負担証がどこを探しても見つからないというのです。
何だかもう混乱していて、慌てている様子が目に浮かびます。
どうしても見つからなければ、再交付をお願いすればよいのだから…と宥めつつ、もう少し探してみて?と頼んでいました。
そしてやっぱり見つからないと言ってきたのが、一昨日の日曜日でした。
急ぐものではないと言う割には、急いで何とかしてほしいという気持ちが現れています。
私に手続きを頼みたいと言うのですけれど、代理人が郵送で手続きをしようとすると煩雑です。
(実家は2時間以上離れています)
母は自分で書類の記入はできるはずですので、こちらで申請書類を探して送ることにしました。
それでも、自信がないとか、字が書けるかなとか言っていて、ちょっとイラついてしまいました(反省)。
まぁ実際、どうしても代理でというなら、同じ市内に住んでいる弟に頼めばよいのですけれどね。
結局、市のホームページから再交付用の申請書類をダウンロードできて、メールに添付して送りました。
その後どうなったのかしら?と思いつつ、昨日の午後電話しても出なくて…。
せん妄の症状が激しい義父
母と連絡がつかないまま、昨日の午後は入院している義父の面会に行きました。
義父は一見普段と変わらない穏やかな表情で、にこやかに迎えてくれました。
ただ『びっくりするやないか~! ここまでどのくらいかかった?』という言葉に、ちょっとひっかかったのですけれど。
話をしているうちに、その違和感の原因がわかりました。
義父は今、三重県にいると思っていたのです(東京にいます)。
ですから、東京にいる長男夫婦が姿を見せたことに驚いたのですね。
しかも、大事件に巻き込まれて警察のヘリコプターが来て、新聞記者に囲まれて…という話を詳細に語り始めたのです。
もちろん、そんな事実はありません。
もしあれば、私たちが知らないはずはないですものね…。
突拍子もない話ではありつつも、描写は臨場感にあふれていますし、話の流れもさほどおかしくないところがかえって怖い感じでした。
家族のことや、ホームの自室で描いていたひ孫の絵のことなどは、何の問題もなくわかっているのです。
現実と夢の中のことが入り混じったような様子に、私の気持ちもザワザワしてきました。
再度、母との電話
夜、母と電話で話しました。
再交付の書類は自分で記入して、父が投函したそうです。
これで大丈夫なはず。
ただ母は、私に頼り切ってしまったことをひどく気にしていました。
『カモミールも忙しいのに、自分でしなくてはいけないことまで頼んでしまった』と。
さらに、母自身の60歳頃を思い出したそうで、自分(私です)の身体も無理が利かなくなってくる年齢なのに、4人の親のことで奔走することになってかわいそうだとか…。
だんだん涙声にまでなってきて、私の方も気持ちの置きどころがない気分になってきてしまいました。
そうでなくても、母がホームを退去して自宅に戻りたいと言い出した頃から、双方の両親の案件が次々にやってきて、少々疲れ気味でしたので。
ずっと治まっていた不安感とかザワザワ感が、最近また顔を出していることも気になっています。
寛ぎのひとときに救われる
義父の病院からの帰り道、夫が外食を提案してくれました。
『今日はもう食べて帰ろう! 気分転換と息抜きだ~』
ずっと以前に長男が教えてくれた、ドイツビールのお店に行きました。
月曜日の夕方、夕食には少し早めの時間だったせいか、店内は私たちだけ。
いつもは予約必須なのですけれど。
種類の違うビールを飲み、おいしいドイツ料理を楽しんで、ようやく身体の緊張が解けたような気がしました。
母が私に頼ってきたことは、今までは父が難なくしていたことです。
両親とも、それを自分たちでやっていこうという気持ちが衰えてきたのだなという不安感。
そして、義父との面会で覚えた、恐怖感にも似たような感覚。
そういう気持ちも、少し和らぎました。
帰宅して慌ただしく夕食準備をしなくて済んだことで、解放感も味わえました。
夫に感謝しなくてはいけませんね。
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