次男の味覚は、かなり敏感だと思います。
以前、長男と企んで試してみたことがあります。
次男に食事の味見を頼んで、『う~ん、あとちょっとお塩かな』と言われたとき、あえて何も加えずに再度味見を頼んでみたのです(ワルイ母…)。
そうしましたら、『これ、本当にお塩入れた?』って見破られてしまいました。
唖然とする長男の顔がおかしかったな~。
苦い揚げ物
次男が時々口にすること。
それは、外食だったりお弁当だったり、外でいただく揚げ物の衣の多くに苦味を感じるということです。
たいていはほんの少し苦い…という程度らしいのですけれど、でも確かに苦いと言います。
それを聞いて、私もずっと何だろう?と不思議に思っていたのですよね。
でも、ふと思いついたことがあってネット検索してみました。
頭に浮かんだのは、苦味の正体は重曹ではないか?
…ということでした。
調べてみたところ、市販のお弁当やお惣菜、飲食店によっては揚げ物の衣に重曹を入れるそうですね。
うちも使うよ~というご家庭もあるかも。
苦味を感じるのは重曹の使い過ぎということもあり得るのでしょうけれど、多くの人がおいしいと思う程度の使い方でも、苦いと感じる敏感な人もいるということなのでしょう。
『多分』の結論ですけれど、ちょっとスッキリ?
わかったところで、苦味が消せるわけではない…か。
食事に手をかけてくれてありがとう
昨夜、夕食後にほうじ茶を飲みながら次男とおしゃべりをしていました。
普段はほとんど自室で何か作業をしている人なのですけれど、ちょっと気分がゆっくりだったのかしら。
何がきっかけだったのか、子どもの頃からの食事の話になりました。
我が家の『食』への向き合い方について、改めて感謝していると言ってくれてびっくりしました。
確かに私は、『人の身体も脳も食べたものでできている』と考えていますし、家族にもそう言ってきました。
ですからこの30年以上、食材選びや調理、栄養バランスなどにかなり気を遣ってきたと思っています。
そして夫もお料理をしますので、男女関係なくキッチンに立つ姿を見せてきました。
ついでに言うなら、家族の誰かが家事をしている時は、他の人も動こう!という姿勢を取ってきたのですね。
口うるさく言うことはなくても、そういう姿をきちんと見てくれていたのだな…と、とても嬉しく思ったのです。
長年の積み重ねが感謝の気持ちにつながって、それを伝えようと思ってくれたことも嬉しくて、何だか涙が出そうになりました。
これから先の次男の人生にもきっと役立つ、優しい気持ち。
いつか家を離れて暮らすことになった時にも、同じような姿勢を大切にしてくれる。
そう信じられることも嬉しくて、これまでに私なりに真剣に食と向き合ってきたことが実を結んだような気がしました。
そんな昨日の夕食は
…とはいえ、昨日の夕食が格別豪華だったとかそういうことはなく、ごくごく普通の一汁三菜でした。
夫が飲み会で、次男と私の分の食事です。
次男の帰宅が少し遅くなりましたので、私は先に『いただきます』!
- ヒレかつ風揚げ焼き(ちょっと焦げた…均等に焼くのは難しいです)
- 大根のおみそ汁
- 手綱こんにゃくの煮物
- 小松菜のごま和え
私は残っていた栗ごはんをいただき、次男には白ごはんを炊きました。
こういう食卓をおいしいと喜んでくれることに、こちらこそ感謝です。
『こんなごはんが、実は一番贅沢なのかもしれないよ』と笑う次男が、ちょっと眩しい。
大人ばかりの食卓になって、ずいぶん気楽になりました。
親が与えなくても、自分で選んで食事ができるという点で…ね。
でも、これからも家での食事には少しだけ手間をかけようと思った夜でした。
とてもがんばる!ということはしなくても、食事が大切なのは今までもこれからも変わらないのですものね。
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