木漏れ日の散歩道

子育て卒業。日々の暮らしのあれこれと思うこと

広く知ってほしい《香害》-化学物質過敏症

と~っても変なお天気です。
もともと雨予報で、朝からずっと曇っていました。
なかなか降り出さないな…と思っていたら、お昼前からパラパラと。
その後は、サーッと音を立てて降ったり、晴れ間が出たりと忙しい空です。

今夜は気温が下がらないらしいですね。
また寝苦しい夜になるのかしら。

 

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化学物質アレルギー?過敏症?と診断されて

5月下旬に呼吸器内科を受診して、喉のイガイガや締めつけ感、咳などは何らかの化学物質に反応しているのだろうと診断されました。

その後、できるだけ原因を排除しようと努力しているのですけれど、なかなか症状が治まりません。

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次に替えてみたもの

一番気になっていたボディソープ、お風呂洗い洗剤を天然由来のものに替え、あとは何に反応しているだろう?と考えて思いついたのは、柔軟剤です。
お洗濯物を干す時に、何となく息苦しさを覚えるような気がしていました。
ただこれを変更するのは、なかなか難しくて。

もう何年も気に入った香りの柔軟剤を使っていたのですね。
止めてしまうには、少し勇気が要りました。
まず、洗濯機に自動的に投入するのを止めました。
ストッキングやペチコートなど静電気の気になるものだけ、使うようにしたのです。

でも、使った日にはやっぱり喉がイガイガ…。
そこで今度は、《植物由来》《天然香料》と明記された柔軟剤を購入してみました。
ところが、これが全くダメで…。
それまでに使っていたものより香りが強く、喉がイガイガどころか咳まで出てしまい、即刻退場です。
買ったものの使えないものが、どんどん溜まっていく…。

香りが残らないというタイプも試してみましたけれど。
多少マシではあるものの、アウトかセーフかと言えば、やっぱりアウトでした。

…というわけで、今は柔軟剤そのものを止めています。
私が反応しないものがあれば、必要に応じて使いたい気持ちはあるのですけれどね。

さらに、洗濯洗剤も替えました。
以前はごく一般的な洗剤を使っており、さほどひどくないものの反応している感じがありました。
使い始めたのは、《ソネット ナチュラルウォッシュリキッド》です。

これに替えてみると、やはり以前の洗剤には多少反応していたのだなと再認識しました。
どうやら、結構面倒な体質になってしまったみたいです。

なかなか改善しない症状

先週の土曜日、電車で外出しました。

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最寄り駅から乗った電車で、私のすぐ側に立っていた女性から、かなり強い香りがしてきました。
柔軟剤だと思います。
『あ、これはまずいかも…』と思ったものの、あいにくマスクを忘れてきた上に、少し離れても香りが追いかけてきます。
夫もかなり香りを感じたらしく、『大丈夫?』と聞いてくれたくらいです。

その日の午前中は、喉のイガイガと咳が続いてしまい、私は《香り》に反応しているようだと再確認できてしまった…。
それ以降あまり調子がよくなくて、ちょっとがっかりです😞

昨日の診察で、あまりよくない結果だったことと関係あるのかどうかはわかりません。
でも、防衛策が必要だと感じています。

もうひとつ替えてみようと思っているもの

今、もうひとつ替えてみようと考えているものがあります。
ヘアケア商品です。

私が使っているシャンプーやコンディショナーは、《オーガニック成分・植物由来の自然な香り》のものです。
各種成分無添加ということで安心して使っていましたし、無香料シャンプーとして紹介されてもいます。

気に入ってずっと使ってきて、髪の調子もとてもよくなったと感じていたシャンプー。

ただ、呼吸器内科を受診した頃から、ボトルから出した時に何となく《嫌な感じ》がするようになりました。
このヘアケア商品が悪いということではなくて、多分私の体質の問題です。

《天然素材のシャンプーなのだから、気のせい》と言い聞かせるようにして、その後も使っていました。
でも昨日の受診結果を受けて、やっぱり替えてみようと思いました。
少しでも《あれ?》と思うものは止めてみるしかないという、先生のお話も参考にした上で考えたことです。

今日入手しましたので、今夜からさっそく使ってみるつもりです。
大丈夫だとよいな~🙏

広く知ってほしい《香害》

私の症状はこの程度で済んでいますので、まだまだ軽い方だと思います。
呼吸器の症状と頭痛程度ですので。

私の場合は、屋外にいる時以外の外出時にはマスクをするということで、ある程度はしのげるでしょう。
病院から帰宅する途中に立ち寄ったドラッグストアでも、喉のイガイガが起こり、慌ててマスクをしました。
何よりまず、自分の身の回りから原因となるものをなくしていくことが一番です。

でも、もっともっとひどい症状に悩んでいる方は増えていると聞きます。
学校や職場に行けなかったり、電車にも乗れなかったり。
お薬すら飲めない方もいらっしゃるそうです。
(お薬の中の化学物質に反応…)

よい香りを身にまといたい気持ちは、とてもよくわかります。
私も以前はほんのり香る程度に好きな柔軟剤を使っていましたし、アロマオイルを焚くのも好きですので。

ただ、自分にとってはよい香りでも、他人にとっては嫌いな香りかもしれません。
《嫌い》で済めばまだよいですけれど、心身に悪影響を及ぼしているかもしれません。
そうなってくると、《よい香り》ではなく《香害》となってしまいます。

自衛すると言っても、なかなか香りからは逃げ切れるものではありません。
目に見えない微細な化学物質は、身の回りに飛び交っています。
もちろん、《香り》だけが悪いわけではないとは思います。
でも日常的に使う洗剤や柔軟剤、ヘアケア商品などから少しでも排除されれば、救われる人がいるということが、広く知られるとよいなと願っています。

 

 

 

 

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