木漏れ日の散歩道

子育て卒業。日々の暮らしのあれこれと思うこと

Happy Birthday🍰

今朝、空が曇っているな~と思っていたら、突然どしゃ降りになりました☔
あまりの降り方に、窓の外を眺めて呆然とするくらい…。

朝5時半過ぎに起きると、まだ暗い…そんな季節になりました。
空気も冷え込んでいて、寒いな~と感じます。

でも日中はまだ暑いくらいですよね🌞
朝の冷え込みは感じても、夜はさほど寒いとは思いません。
もう10月も終わろうというのに…。

長男の誕生日

今日、10月28日は長男の誕生日です。
33歳になりました。

次男のときも思ったけれど、いい年になったね~。

komorebi-promenade.com

32歳の1年間は、人生の一大イベントと呼ばれることが2つもあって、激動の日々でした。
結婚式と子どもの誕生👶ですね。

家を離れて4年半、就職からここまでがあっという間でした。

これからの1年も充実したすてきな毎日を送ってほしいと、心から願っています。
仕事も大いにがんばって、リリーちゃんとますます仲よく、スピカくんの成長をしっかりと見守って、夫として父親としての立場も確立してほしいです。

長男といえば思い出すこと

赤ちゃんの頃は、とにかく寝ない子で手がかかりました。
幼い頃はよく熱を出し、あまり丈夫とは言えず、これまた心配の連続でした。
それ以降も怪我が多くて、私の心身の安定が保てないほどの状態が続いて、親子ともども辛かった時期がありました。

でも長男といえば…。
何と言っても、大学時代の生活を今でも切なく、チクッとした胸の痛みとともに思い出します。

大学には18歳から28歳までの10年間通いました。
学部に4年、修士課程に2年、後期博士課程に4年…です。
本当に長かった…。

学部の4年生から所属した研究室はとてもハードなところでした。
研究の内容的にも拘束時間が長くなってしまうのはやむを得ないようで、ラボ時代の7年間は長期休暇とは無縁の生活を送りました。
それどころか、週末すらほとんど休んでいないのではないでしょうか。
帰宅できない日も多く、帰れたとしても終電かそれに近い時間になることがほとんど。
それでいて、朝出かける時間も早くて…。

せめて栄養バランスのいい食事を摂らせたいと思っても、家にいる時間が極端に短いのですからそれも難しいことでした。
食事の用意をしてあることが長男の負担となっているように見える時期もあり、話し合った末に本人が《要る》と言った日だけ用意するということで落ち着きました。
あれこれ試行錯誤して出した方法だったのですよね。

身体を壊すのではないか、精神的に追い込まれるのではないかと気を揉む毎日でした。
好きなことをしているはず、体力もあるはずの長男でしたけれど、笑顔が少なくなり、疲れ果てているとしか思えないような時期もありました。
こういう生活に私が慣れるのに、とても長い時間が必要でしたし、家族にとってもあまり楽しくない時期だったと思います。

幸いなことに最後の3年間は大学の助手(非常勤)という役職を与えていただき、お給料をいただける立場となりました。
これには本人はもとより、親である私たちもどれだけ救われたことかわかりません。
電車で帰宅できなくてもタクシーで…、帰れないまでも研究室近くのカプセルホテルで朝まで眠る…など少しは楽に過ごす工夫をできるようになりましたから。
食事も3食ほとんどを自宅外で摂る生活でしたから、とにかくお金もかかります。
親の私たちの援助だけでは、とても追いつかないことでした。

実験や授業のスケジュールや論文の読み込み、18時から22時過ぎまでかかるゼミの時間…などを考えると、一般的なアルバイトをできる状態ではありません。
先生から紹介していただく他大の実験助手などのアルバイトはありましたけれど、これだけではとても生活するのに必要な金額をまかなうことはできません。

もちろん、大学の職員となるわけですから、学部生さんの実験実習や宿泊を伴う実習、入試業務、オープンキャンパスなどのお仕事もいろいろとあります。
最初のうちは時間のやりくりに苦労しているようでしたけれど、慣れていくに従って段取りや下準備が上手になっていき、精神的な余裕も出てきました。
徐々にタフに頼もしくなっていくのを見るのは、嬉しくもあり安心でもありました。

子どもの頃から大好きだった分野の勉強を10年間も続けることができて、しかもお給料やそれとは別の研究費までいただいて学ぶことができて。
これはとても幸せなことだったと、今は思っています。

今は心穏やかです

温かい家庭を築こうと、夫婦で努力している姿を見ていられる今は、とても心穏やかです。
カレンダー通りにきちんと休める生活は、ラボ生活を経験した家族から見ても、健全で安心だと思います。

あの頃の過酷な修練があったからこそ、今の充実した生活があるのだと、心から思えます。
ひたすら研究に打ち込んだあの時期は、生まれたばかりの子どもにも誇れるものなのではないでしょうか。

家にいた頃は、お誕生日にリクエスト通りのごはんを作ってお祝いするのが恒例でした。
離れている今はそういう時間は持てませんけれど、新しい家族とよい時間をすごしていることでしょう。
そう考えられるだけで、親としてはとても幸せです。

改めて、お誕生日おめでとう🎉

 

 

 

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