昨日の朝、寝室からリビングに出てみると、先に起きていた次男が床暖房をつけていました。
今季初の床暖房です。
例年よりは遅いのかな～。
ただ、床暖房は起動力に欠けるので、朝食の間には暖かくなりませんでした。
…というわけで、今朝から（今日も次男は出勤）タイマーも始動です(*^^*)
先週の土曜日、プチクラス会で江戸城探訪に行ったときは半袖だったのにな～。
1週間で季節が3か月近く進んでしまった感じです。
そんな寒さの昨日、隣県に住む両親に会いに行ってきました。
訪問を決めてからの数日間、かなり気が重かったのですけれど、そんなことも言っていられませんよね。
実家最寄り駅の駅ビルの開店に合わせて到着、昼食用のお弁当を買いました。
私が作っていけばよいのよね～とは思うものの、ムリはしない…(^_^;)
マンション向かいのバス停に着いて見上げると、父がベランダで手を振っていてくれました。
あぁ、こんなにも私の訪問を待ってくれていたのね～と、ちょっとしんみりしちゃいました。
以前はこんなこと、なかったのですもの。
父も歳を重ねたのだな～と、こんな何でもないことにでもしみじみしてしまう。
両親ともに元気ではありました。
耳がとても遠くなっている母も、補聴器を新調して少しは聞こえやすくなったそう。
確かに、前回までよりは会話もスムーズだったかもしれません。
ただ、これが限界だとしたらまだ不自由だろうな～とは思います。
弟のおかげで家族信託の登録も完了し、みんなで相談して介護付き老人ホームの予約もできている…という状況が、両親の精神状態を安定させているようです。
これからのことについての心配事が減って、父も母もとても穏やかでした。
それでも母は、《いろいろなことを諦めてしまう日々》だと言います。
例えば、リリーちゃんやスピカくんにまだ会えていないことも、『まぁ会えなくても仕方ない』と考えてしまうのですって。
『長男たちは、会いに来たいって言っていたよ』と伝えても、あまり喜ぶ様子を見せないのですよね。
すべてが億劫になっているのかも。
そういう発言を聞くと、こちらもため息が出そうになります。
後ろ向きな気分に引っ張られちゃう。
いやいや、それはいかん！と、できるだけ明るい話題を振ってみたりして、やっぱり気を遣います。
途中で弟も来てくれて、古い4人家族（！？）が集合しました。
両親にとっては、この顔ぶれが嬉しいようです。
まずは実家に行くことができ、任務完了の気分です。
行ってみれば、気が重かったことなど忘れそうになるのですけれどね。
こんなに喜んでくれるなら、もうちょっとこまめに顔を出そう！なんて思ったりもします。
でもしばらく経つとやっぱり、憂鬱になってしまうのはなぜでしょうね。
帰宅してから、先日会った友人たちとLINEでおしゃべりしていました。
私の両親と同じ県に住むお母さまのところに、毎週通っている友人がいます。
本当に頭が下がる思いです。
ただその友人も、『実家にいる間、ず～っと帰りたいって思っているよ』と言います。
『親が80歳を過ぎたら、子ども世代の生活を優先させていただきますって考えているよ』とも。
さらに、グリーン車を使って身体に負担をかけずに行くようにしているとも言っていました。
フムフム_φ(･_･
女子2人には、『カモミールちゃんは義両親と両方だもの、よくがんばっているよ～』と励ましてもらって、元気が出ました(*^^*)
でもね～。
母からは、もうちょっと頻繁に来てほしいと暗に言われてしまいました😢
気持ちはわかります。
わかるけれど…基本的には週末しか動けない身としては、それを言われるとちょっとツラい。
できること以上のことはできませんので、どこかで線を引くしかないのです。
あとは聞こえないふりをして目をつぶるしかないのかな～。
それでも、もう少し頻繁に訪ねていく努力はしようかなと思案中。
義父のいる介護付き老人ホームにも会いに行かねばですし…。
両親から見れば、まだまだ若くて健康！と思うのでしょうけれど、こちらも来年は還暦ですからね～。
30代のときのようなわけにはいきません。
早めに次の訪問の予定を立てようかしら。
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